short poem 008
夜の海に飲み込まれる
怒りも悲しみもすべて
夜の海に飲み込まれる
何かに敗れて
ボロボロになって
涙流れようとも
夜の海に飲み込まれる
あなたへの想いもすべて
飲み込まれる
short poem 007
宇宙の歪みに飛び込んだ
星屑が溢れ出し
わたしは光に包まれる
涙がきらきらと輝く
凍えるような宇宙の果てで
わたしは光に包まれる
心に潜む何かから
わたしは逃げてきたんだよ
光が見えたから駆けてきたんだ
short poem 006
悲しみの中に喜びがあると
教えてくれたのはあなただった
私はそれを信じてる
だからこの涙はきっと
幸せになるためだから
この悲しみはきっと
幸せになるためだから
私はそう信じてる
そう言ってくれたのはあなただから
だから私は信じられるの
short poem 005
夕闇が私を呑み込む
手を引かれ
闇に消え去る
きっと誰も来ない
きっと聞こえない
それでも声が枯れるまで
私は誰かを呼ぶ
光が射し込むまで
涙が出なくなるまで
ずっと
ずっと
short poem 004
水の中で目を瞑る
叫びたくなるような感情が静まる
心臓の鼓動が聞こえる
誰にも干渉されないどこか
わたしはここにいる
あなたとは遠く離れたこの水の中で
あなたを想ってここにいる
そして私は沈んでいく
深く深く沈んでいく


